2008年8月30日 (土)

サンコウチョウ:2008-No.01

夏鳥の子育てシーズンがほぼ終了したと思われるので、公開を差し控えていた画像のアップ。GW頃から独自にサンコウチョウを探していたところ、幸運にも6月初旬にサンコウチョウの♂と巡り会うことが出来た。そして、何度か足を運んだ時に、偶然にも覗いたファインダーの中に営巣中の♀を見つけることとなった。

巣の場所は、撮影ポイントから30mは離れていて、見上げるような位置の葉陰にちらりと見えるのみ。通常の探鳥地からは外れた場所のため、他にバードウォッチャーの姿は全くない。営巣の邪魔をしないように、この距離を保ったまま数週間に渡って見守り続けた。

2008.06/OLYMPUS E-3 ED300mm+EC-20

Sora0808301
サンコウチョウ(スズメ目カササギヒタキ科)
抱卵に約2週間、巣立ちまでは10日ほどというサンコウチョウの営巣期間は分かっていたので、可愛い雛の孵化を心待ちにしながら、そっと見守り続けた。しかし、残念ながら私にはこの巣の雛を見る機会には恵まれなかった。そろそろ雛の姿が見られる頃だろうと思って出かけたのだが、なんとこの巣はもぬけの殻となっていた。最後に抱卵を確認した時に、巣の直ぐ近くでカラスが不気味に騒ぎ続けていたので、もしかするとそのカラスの襲撃を受けてしまったのかも知れない。別の場所で新しい巣を作って、無事に子育てを終えてほしいと願うばかりであった。

その後、この♀には巡り会うことは出来なかった。♂が「ホイホイ」とあの独特の鳴き声でこの森の中を移動していくのを確認することはあったが、ここでお見せできるような画像は撮影できていない。サンコウチョウの撮影は、機会も限られるし、対象となる個体もごく僅かで、その難しさをつくづく思い知らされた。営巣中の♀は何度か撮影したが、全く変化のない内容なので、これ以上のアップはあまり意味がない。この1枚限りの公開とする。

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